
Personal photographic project
光の途中
On the way
to the light.
Artist statement
写真を志してから、フォトグラファーになるまで。
そして、フォトグラファーになった現在まで。
過ぎ去っていった光と、時間の記録。
一面の白に包まれた世界に、生まれた。
はらはらと雪が舞う夜、
空を仰げば、月だけが静かに光っていた。
夕景の刻、美術館の丘に立っていた。
藍へ沈む空、山の輪郭。
そのあわいに、橙の光が灯っていた。
写真を志した、あの日。
初めて、未来の輪郭が見えた。
真っ白だった世界に、
ひとつずつ色が灯っていくように。
それから、いくつもの光に出会った。
朝を告げる光。
誰かのまなざしに宿る光。
名もない風景を、そっと照らす光。
どれひとつとして、同じ光はなかった。
消えてしまうからこそ、
その一瞬が、たまらなく愛おしかった。
シャッターを切るたび、
過ぎゆく光は、時間の記憶になる。
そして今も、
まだ見ぬ光を追いかけている。
まだ、光の途中。
雪は、記憶のように
白い静けさが、過ぎた時間をそっと包んでいた。













ここに、ひそかに
出会い、呼吸を感じる。そして、過ぎゆく。


























遠い場所の、つづき
街も、窓も、通り過ぎた光を覚えている。




































闇に、光は残る
見えないものほど、ゆっくりと輪郭を結んでいく。














まだ、光の途中
僕はまた、光を探して旅に出る。






















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